はじめまして、商いの街・船場にて、心地よい眠りのための寝具の販売している日の本寝具の高谷です。
現代の子どもの「睡眠」について
子どもは日中に遊び回り、夕食とお風呂が済めば、重たいまぶたをこすりながらあくびをして寝床に入る。私たちの子ども時代にはそれが一般的な姿でした。でも最近では、寝るべき時間に眠らない、眠くても眠れない子どもが増加しています。現代っ子の実に4-5人に1人は、睡眠習慣の乱れや睡眠障害など何らかの睡眠問題を抱えているのです。
携帯電話、スマートフォン、ゲーム、部活動に塾通い。子どもたちの日常生活は情報にあふれ、忙しく、夜型になっています。
また、携帯電話やスマートフォンで通話やメール、インターネットをする時間と就寝時刻との関係では、する時間が長いほどいずれの学年でも就寝時間が遅く、寝る直前までしている子どもほど、翌朝、ふとんから出るのがつらいと感じる割合が高くなっていました。
さらに、就寝時刻の遅い子どもほど、「なんでもないのにイライラすることがある」という回答も多くなっています。
日本の小・中・高校生は世界的に見ても最も夜更かしをしていることで有名です。いくら夜更かしをしても登校時間は同じですから、睡眠時間は短くなり、朝に起こされてもボーっとしたまま朝食も摂らずに登校し、日中には強い眠気をこらえたまま授業を受けている子どもが数多くいます。眠気のためにもうろうとして授業に集中できず、学習障害や注意欠陥多動性障害などの発達障害と間違われてしまったケースもあります。
夜更かしの子どもは寝不足を週末に解消します。平日に比べて週末に3時間以上遅くまで寝ている子どもは睡眠不足があると考えてよいでしょう。週末に遅くまで寝ていると、その日の夜に眠れなくなり、月曜日の朝を辛い思いをして迎えることになります。
寝る子は育つ!
昔から「寝る子は育つ」という言葉をよく耳にしませんか。科学的にも眠る事はヒトの発育に欠かせないものだということが証明されています。成長著しい子どもにとっては特に重要なことです。なぜ睡眠は大切なのかというと、脳は睡眠時に成長ホルモンを分泌します。成長ホルモンには骨を伸ばしたり筋肉を作ったりする効果や疲れた身体を元気にする効果があります。
お子さんの成長スピードを考えると、布団買い替える機会が多くなると感じ、なかなか寝具選びまで行き届かない場合もあるかもしれません。
ですが、寒い時期には欠かせない羽毛布団も、保温性と保湿性が損なわれているものを使用していると、体温調節をうまく行うことができず、リラックスして眠ることが難しくなってしまいます。
羽毛布団があまり暖かくなくなってきたと感じられた方にはぜひ羽毛布団のリフォームがおすすめです。
羽毛布団が暖かくなくなってしまう原因は羽毛が汗や皮脂、ほこりなどで汚れてしまい暖かい空気を取り込むことができなくなってしまうからなのです。
羽毛布団のリフォームでは羽毛を取り出し丸洗いし、足りない羽毛を足すことで購入したころのようなふっくら感を復活させます。
こうすることで、羽毛布団本来の保温性と保湿性を取り戻すことができます。
羽毛布団の保温性が戻れば、寒い日でも体が冷えることがないため、ぐっすりと眠ることができます。羽毛布団の暖かさでお悩みの方はぜひ、日の本寝具の羽毛布団リフォームをご活用下さい。
この記事を監修した人

・睡眠健康指導土上級
・睡眠環境診断士
・インテリアコーディネーター