はじめまして、商いの街・船場にて、心地よい眠りのための寝具の販売している日の本寝具の高谷です。
羽毛布団の寿命の見極め方
長年使用してきた羽毛布団が「購入した頃に比べて暖かくないし、嵩もなくなってきたけど、買い替えるべきなんだろうか…。」とお悩みの方は多いのではないでしょうか?
こういったお悩みを持つ大きな原因は羽毛布団の寿命が分からないからですよね。
そこで今回は羽毛布団の寿命の見極め方についてご紹介いたします。
一般的に羽毛布団の寿命は10~15年ほどといわれています。ただお手入れや使い方、使用する方が汗をかきやすい体質かどうかでもっと短くなる可能性も十分にあり得ます。
つまり、使用年数だけで判断するのは少し難しくなってきます…。
そんな時は見た目と使用感から判断してください。
見た目としては、
・側生地から羽毛布団が出てくる。
・嵩があまりない。
といった点から判断することができます。
側生地は通常、羽毛が出てこないように特殊な加工がされています。そんな中でも羽毛が飛び出してきているということは側生地がかなり消耗しているということになります。
また、嵩が減ってきている場合、羽毛に汗や皮脂、ほこりといった汚れが付着し膨らむことができなくなっていることを指します。
使用感としては、
・保温性がなくなる。
・重さを感じる。
とった点から判断することができます。
先ほど羽毛に汚れが付着してしまうという特徴をご紹介しましたが、汚れが付着すると羽毛は暖かい空気を取り込むことができないため、結果として保温性がなくなってしまいます。
また、汚れによって保温性のほかに放湿性も失ってしまうため、吸収した汗が羽毛にのこりそれが布団全体の重みになってしまいます。
羽毛布団の寿命をの伸ばし方
ここまで羽毛の寿命の見極めポイントを四点ご紹介しました。
このポイントに該当するという方は「じゃあ、羽毛布団を買い替えないと!」と思われるかもしれませんが、ちょっとまってください。
上記のような不具合が羽毛布団に出ている場合でも、羽毛布団リフォームを行えば買い替える必要がなくなる可能性があります。
羽毛布団リフォームは側生地から羽毛を取り出し丸洗いし、新しい側生地に充填するという方法がとられています。
こうすることで長年の使用によって付着した羽毛の汚れを隅々まで落とし、暖かい空気をたっぷりと取り込み、布団内の湿気も放湿することができる状態に戻します。
羽毛が膨らむことができるため、嵩も高さのしっかりしたフカフカな状態になります。
また側生地も新しいものに交換するため、側生地が擦り切れてしまっていても安心です。
買い替えのポイントに該当しているからといって、必ず今お持ちのものを手放す必要はありません。
是非一度日の本寝具の羽毛布団リフォームにお問い合わせくださいませ。
この記事を監修した人

・睡眠健康指導土上級
・睡眠環境診断士
・インテリアコーディネーター