はじめまして、商いの街・船場にて、心地よい眠りのための寝具の販売している日の本寝具の高谷です。
重い掛布団と軽い掛け布団について
冷え込む時期になると寒さを防ごうと掛け布団を何枚も重ねて寝ているという方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?
ただ、あまり何枚も重ねていると朝起きたときに体が痛い…と感じられることも多いはず。
重い掛け布団のメリットとしては、重みで体に沿うようにピタッと密着するため暖かいという点が挙げられます。こういった点を好んで重い掛け布団を使っているという方は実際に多いのではないでしょうか?
一方デメリットとしては、先ほどご紹介した密閉性の高さが関係してきます。
隙間がないため、短時間で布団の中が暖かくなりますが、暖かい空気が適度に外にでることがないため温度が上昇しすぎてしまい、次第に寝苦しくなってきてしまいます。
また、重さがあるため寝返りがしづらくストレスになるだけでなく、同じ態勢で長時間いることになるため背中や腰が痛くなってしまう可能性があります。
次に軽い掛け布団、つまり羽毛布団のメリットですが、やはり軽くて暖かいという点が挙げられます。
シングルサイズのものだと1~1.3㎏ほどしかないため寝返りもしやすく体に負担をかけることがありません。
また、密閉度も高くないため布団内の温度が適切に保たれ寝苦しくなるということもありません。
デメリットとしては、寝相が悪い方の場合、その軽さゆえに布団をはだけてしまう可能性があるという点です。
羽毛布団が暖かくなくなった原因
ここまで、重い掛け布団と軽い掛け布団のメリット・デメリットについてご紹介してきましたが、まれに軽い羽毛布団の上にさらに重い綿布団を掛けて寝ているという方がいらっしゃいます。
本来なら羽毛布団一枚でも十分に暖かいはずなのに、さらに別の布団を掛けなければ寒くて寝られないという場合、羽毛布団の状態があまりよくない可能性があります。
購入したての羽毛布団は羽毛が空気をたっぷりと取り込み膨らむことができるため布団の中を暖かかく保ってくれます。
ですが長年の使用で羽毛が汗や皮脂、カビ、ほこりなどで汚れると膨らむことができず、暖かい空気を蓄えることも出来なくなってしまいます。
つまり羽毛布団が暖かくない原因は羽毛の汚れが大きな原因である可能性が高いんです。
そんな時におすすめなのが羽毛布団リフォームです。
日の本寝具の羽毛布団リフォームでは、羽毛を南アルプスの天然水で丸洗いし羽毛についた汚れをすみずみまで落とします。
こうすることで羽毛がフワフワになり購入したばかりのような暖かくフカフカの羽毛布団に復活させることができます。
今ご使用の羽毛布団が暖かくなく、何枚も掛け布団を重ねてしまっているという方は睡眠の質を上げるためにもぜひ羽毛布団リフォームにお問い合わせ下さい。
この記事を監修した人

・睡眠健康指導土上級
・睡眠環境診断士
・インテリアコーディネーター